大人になってからゴルフを始めた方にそのきっかけを伺うと、実に半数以上が「接待のため」とお答えになります。ですが、実際にゴルフを始めてみると、接待を超えて人としてもビジネスマンとしても成長できる、そんなスポーツであることに気づかされます。
今回は、単なる趣味や付き合いではもったいない!
ゴルフで身につく力と、それがなぜビジネスの現場で評価されるのかをご紹介します。
1. 忍耐力と集中力
ゴルフは一打一打が勝負の繊細なスポーツ。
ミスしてもすぐには挽回できないからこそ、冷静に自分をコントロールする集中力と忍耐力が求められます。
この「冷静さを保ち続ける力」は、プレッシャーの多いビジネスの現場でも大きな武器になります。
2. 自己管理と自己評価
ゴルフは個人競技。
他人と比べるよりも、自分の現在地を正しく把握し、改善を積み重ねることが上達の鍵です。
これは、PDCAサイクルを回す思考とよく似ており、ビジネスでの目標達成力にも直結します。
3. 戦略的思考と判断力
風の向きや地形、距離を見極めながらクラブを選び、スイングの強さを決める。
これらはすべて「状況判断と戦略的思考」です。
ビジネスシーンで言えば、プレゼン・交渉・営業など、すべてに応用できる思考力と言えるでしょう。
4. 礼儀とマナー
ゴルフにはルールだけでなく、マナーやエチケットが強く求められます。
先に打つ人への配慮、静かに待つ姿勢、丁寧な挨拶。
そのすべてが、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえる印象づくりに繋がります。
5. 距離感・空間認識力
地形・風・クラブ選択など、多くの要素を組み合わせて狙った距離にボールを運ぶゴルフ。これにより、視覚的な空間認識能力や、数値感覚・予測力が自然と鍛えられます。
6. 健康促進とリフレッシュ
自然の中で歩き、体を動かすゴルフは、有酸素運動+メンタルケアにも最適。静かな環境で思い切りスイングすれば、日々のストレスがすっと軽くなる感覚を味わえます。
7. チームワークと社交性
ゴルフは個人競技でありながら、ラウンドでは他人とのコミュニケーションが欠かせません。接待ゴルフだけでなく、同僚や友人とのラウンドを通じて、自然な会話力・協調性・気配りが育ちます。
8. ゴルフ文化と国際感覚
世界中にあるゴルフの歴史、マスターズや全英オープンなどの大会、名プレイヤーの哲学…。ゴルフは「スポーツ」でもあり「文化」です。
教養として知っておくことで、国際的な会話の糸口にもなります。
9. 目標設定と達成感
100切り、ベストスコア更新、安定スイング習得…。
ゴルフは「目標設定 → 継続 → 成果」を明確に感じられるスポーツ。
これはビジネスのプロジェクト推進にも通じる重要な習慣力を育ててくれます。
まとめ|ゴルフはビジネス力を育てる自己投資
接待や付き合いで始めたゴルフが、人間力を磨き、信頼されるビジネスマンへと導いてくれる。
それこそが、ゴルフがビジネスに役立つと評価される本当の理由です。
ぜひ、日々のプレーの中でこれらの力に意識を向けてみてください。
ゴルフがきっと、今よりもっと深く、面白くなります。
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